確定申告を15年間やってきた個人事業主が、実際に損をした経験から学んだ「やっておけばよかった」を全部まとめた。難しい話は抜きにして、40代が今すぐ使える基本だけを伝える。
こんばんは、Hideです。
「40代からの人生立て直し放送室」、平日22時。今日もお仕事、本当にお疲れ様でした。
独立して15年。その間、確定申告を一度も誰かに丸投げせず、自分でやり続けてきました。最初の数年は本当にひどいものでした。経費にできるものを経費にせず、控除を使い忘れ、毎年「もっとちゃんとやれば良かった」と後悔していました。でも、失敗を重ねながら少しずつ覚えていった結果、今では確定申告で「損をしない」ための基本が身についています。今日はその経験を、同じように副業や独立を考えている40代の方に向けて、正直にまとめます。
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独立1年目、僕が確定申告で損をした理由
独立して最初の確定申告、僕は約15万円分の経費を申告し忘れました。領収書はあったのに、「これは経費になるのか?」という判断ができず、結局申告しなかったものがたくさんあったのです。
当時、経費として申告し忘れたものの代表例はこれです。
- 仕事で使った書籍代:技術書や業務関連の本は立派な経費です。当時は「本くらいいいか」と思っていました。
- 通信費の一部:自宅で仕事をしている場合、インターネット代や携帯代の一部は経費にできます。按分という考え方を知らなかった。
- 交通費:打ち合わせや現場への移動費。領収書を取っていなかったものも多く、申告できなかった。
これらを全部正しく申告していれば、所得税と住民税を合わせて数万円は節税できていたはずです。最初の数年で損した金額を考えると、今でも悔しくなります。
15年でわかった、絶対に押さえておくべき3つの基本
失敗を重ねて学んだ、個人事業主が確定申告で損をしないための基本を3つにまとめます。
- ① 青色申告を選ぶ:白色申告より手間はかかりますが、青色申告特別控除として最大65万円を所得から差し引けます。僕が白色から青色に切り替えた年から、税負担が明らかに変わりました。会計ソフト(freeeやマネーフォワード)を使えば、簿記の知識がなくても対応できます。
- ② 領収書は必ず取る、迷ったら取る:「これは経費になるのかな」と迷ったときは、とりあえず領収書をもらう習慣をつけること。経費になるかどうかは後で判断できますが、領収書がなければ何もできません。僕は封筒を1枚用意して、月ごとに領収書を入れるだけのシンプルな管理を15年続けています。
- ③ 小規模企業共済に入る:個人事業主が使える、最強の節税手段のひとつです。掛け金が全額所得控除になります。月7万円積み立てれば、年間84万円を所得から引けます。僕は独立3年目に加入しましたが、もっと早く入っておけばよかったと後悔しています。
副業を始めた会社員が最初に知っておくべきこと
最近、副業を始めた会社員の方から「確定申告って必要ですか?」と聞かれることがあります。答えはシンプルで、副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。
ただし、注意点があります。
- 所得と売上は違う:副業で30万円稼いでも、経費が15万円かかっていれば所得は15万円です。経費をきちんと把握することが、申告の第一歩です。
- 住民税の申告方法に注意:確定申告の際、住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」にしておかないと、副業収入が上乗せされた住民税の通知が会社に届いてしまう場合があります。副業を会社に知られたくない場合は要注意です。
- 早めに記録をつけ始める:副業を始めた月から、収入と経費の記録をつけておくこと。後からまとめようとすると必ず漏れが出ます。
今すぐできること、今年の申告に間に合わせるために
確定申告は難しいものではありません。僕が15年かけて学んだことを、今の時代は会計ソフトが9割やってくれます。
- 会計ソフトを導入する:freeeやマネーフォワードは月額1,000円前後から使えます。銀行口座やクレジットカードと連携すれば、自動で帳簿が作られます。
- 今月から領収書を保管する:封筒1枚、これだけ用意してください。
- 小規模企業共済を検討する:個人事業主なら今すぐ加入を検討する価値があります。
確定申告で損をしている人の多くは、知らないだけです。知ってしまえば、あとは習慣にするだけ。15年間の失敗から学んだことが、誰かの役に立てれば嬉しいです。
Hide’s Voice:税金のことを後回しにしているあなたへ
確定申告を「面倒なもの」として後回しにしていた頃、僕は毎年数万円単位で損をしていました。でも、基本を覚えてしまえば怖くありません。難しく考えすぎず、まず領収書を取る習慣と、会計ソフト1つから始めてください。それだけで、来年の申告は今年より確実に良くなります。
次回は、「40代からのポッドキャスト副業、実際にかかった費用と時間」についてお話しします。ポッドキャストを始めてみたいけど、何が必要でいくらかかるのかわからないという方に向けて、僕の実体験をそのまま話します。
それでは、また明日、22時にこの場所でお会いしましょう。それでは、バイバイ。
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本記事は筆者の個人的な経験をもとにした情報提供を目的としています。税務・確定申告に関する最終的な判断は、税理士や公認会計士などの専門家、または税務署にご確認ください。法改正や個人の状況により内容が異なる場合があります。

